世に不思議な石あり
名を、”天照石”といふ。
そのチカラ、噂にたがわず人、集まりたり。
この世に不思議で怪しきもの、多々あるが、
科学的に考えてみると、この世にはわかっているもの、
解読できているものの方がはるかに少ない。
”天照石”は熱を与えてはじめてその効力を表す。
その手法は産地である高千穂のアマテラス伝説による。
それを信じるはロマン、信じぬは個人の主義。
しかし先人たちの悟りはそこにあらず。
”天照石”が示す意味を先人達はこう考えた。
今人よ、意味なく自然にさからった速度で、仕事をやりすぎてはいけない。
諸事を忘れ横になりなさい。
その疲れきった体をいたわり横になりなさい。
石の温かさに身をまかせ何のがんばりも我慢も要らぬ、
ただ、横になればいいのだ。
湧水の如くあふれでる石の気を感じるだろう。
その気は疲れ老いた細胞の奥の奥まで癒してくれるだろう。
病たちどころに消えるとも、それは石のみの力にあらず。
自身の自身に対する、いたわりの心あってのこと。
まずは石の力を借りて心を温めよう。
冷たくなった自身の心を溶きほぐそう。

